産後に大活躍した痛み止めスプレー

こんにちは。

今回は産後に大活躍した痛み止めスプレーをご紹介したいと思います。
スプレー形態の痛み止めを、日本ではそもそもあまり見かけない気がするので、斬新だなと思いました。
そもそも痛み止めを塗布する時も痛いですが、このスプレーは吹きかけるだけですので、痛みが少ない状態で満遍なく塗ることができます。便利。
産後の痛みのみではなく、皮膚表面の痛みやかゆみなどにも使えるようです。


産褥期には会陰部の痛みが1週間以上続いて辛かったのを覚えています。
出産後2日で退院、その後最小限の家事、小児科受診などもあり、ずっと寝ている訳にはいきません。動くとやはり傷が痛みます。
授乳をしていると、大丈夫とは言われていますが、内服薬をずっと飲むのはちょっと躊躇われてしまって、痛みはいつ引いてくるのだろうと思いながら毎日過ごしていたように思います。
さらに、授乳中は便秘気味になりやすいらしく、排便時にはもう何が何やらといった感じの痛みに見舞われます。

その時に大変お世話になったのがこちらのスプレーです。


成分はなんと ベンゾカイン という局所麻酔薬だそうで、これを直接創部に吹きかけます。
すると、当然のことながら、これが効いて痛みがすっと軽くなります。表面麻酔なので奥の方の吹きかけられない痛みは改善しませんが、表面の痛みが軽くなるだけでもだいぶと救われます。

そもそも創部は見えない上に、何というか立体的な傷になっていて、そして仮に痛み止めの塗り薬などを塗ろうとすると直接傷を触る必要があり難しいように思います。
会陰裂傷後の痛み止めにとても向いているように思いました。

私は入院中に病院で処方してもらいましたが、同じ成分のものがCVSなどの薬局でも手に入るようです。
おそらく日本には局所麻酔のスプレーなんて市販されていないように思います。

会陰裂傷の傷、そして便秘によるお尻トラブルに対してとても大活躍しています。
退院の時にもう1本処方して欲しいと訴え、2本ゲットして帰宅することができましたが、本当に2本もらっておいて良かったなと思いました。

それではまた。