ボストンのお水事情について

こんにちは。

ボストンで生活するにあたり、水道水がどの程度信用できるのかが気になりました。

飲めるのか、お米を炊いて大丈夫か、お野菜は洗って大丈夫なのかなどです。
水道水を飲まない場合には、どんなお水を飲めば良いのかを調べてみました。




水道水の鉛汚染

2016年のことですが、ミシシッピ州フリントの汚染に対して非常事態宣言を発令しました。
当時の汚染マップになります。


Rad Cunningham, Washington State Department of Health より引用
ボストンは汚染度が低いとは言えないように見えます。

アメリカの水質基準は、実は日本よりも厳しいとも言え、日本の水質基準の項目が50項目程度なのに対して米国環境保護庁 (EPA) は最大で約300程度のチェック項目を設けているそうなのです。

そのため、水道水の飲用は安全面の上では問題がないとされています。
一方で、ペットボトル水の基準の方が甘いそうで、さらにペットボトルの容器による環境破壊に注目がされていることもあり、一部では水道水を飲む風潮が高まりつつあるようなのです。

私たちは水道水をそのまま飲むことには抵抗がありましたが、キッチンの蛇口が特殊な形態で浄水器をつけることができませんでした。

そこで、どのお水を買うのが良いかを検討することにしました。

いざ、お水を買いに行くとたくさんの種類があります。


水の種類


  • Distilled Water
  • Purified Water
  • Tap Water
  • Spring Water
  • Mineral Water

Distilled Water

Purified Water 

  • 濾過水
  • 安いものは水道水を濾過しているものも少なくないそうです

Tap Water

  • 上水道水 

Spring Water

  • 湧水。泉から採取され、基本的にはミネラルを含まず、加工されずに供給されるそうです 

Mineral Water

  • 鉱泉水。自然なままでミネラルを含んでいます

驚いたのは、distilled water は飲まない方が良いとされていることです。
スーパーでお水コーナー普通に売られているし、purified water よりはマシなのかと思っていました。
利き水(?)をしたのですが、distilled water は purified water より少し甘くて口当たりが良いように感じました。
ただし、2種類の distilled water を比べてみると、甘いものとそうでないものもあって、メーカーなどによっても違うのかなと思いました。


結論として

飲用水
Spring water や mineral water を使うことにしました。
軟水の方が口当たりが良くて飲みやすいです。

調理過程で使用するお水
Spring water を BRITA で濾して使っています。
実は普段使うお水はこちらが圧倒的に多く、例えば、お米を研ぐ、野菜を洗う、麺を茹でるなどです。
実際に口に入るお水は少量なのですが、特に和食を作ろうと思うとお料理の過程でかなりのお水を使うのです。
このお水に全て mineral water を使うとコストパフォーマンスが悪いように思いました。
口に入るお水が少量であることを考えると、コスト的には distilled water が良いように思いましたが、飲み水ではないと書かれているので、一応spring water を採用しました。

不便が出てくればウォーターサーバーなどを検討するかもしれません。
それではまた。


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